芭蕉祭

芭蕉祭

伊賀市は、俳聖松尾芭蕉のふるさとです。
旅に生き、旅に死んだ漂白の詩人、芭蕉翁は元禄7年(1694)10月12日、51歳で亡くなりました。その翌年から、伊賀上野では毎年、翁の遺徳を慕う者が集い、「しぐれ忌」が営まれてきました。
その余光を受け、昭和22年(1947)からわが国の詩歌史上に「俳諧」という庶民詩を確立した芭蕉翁の偉業を顕彰するため、「しぐれ忌」は「芭蕉祭」へと改められました。
以来、平成29年(2017)で71回目を数えることとなった芭蕉祭は、式典をはじめ各種行事が上野公園を中心に市内各地で催され、「文化薫る歴史のまち」伊賀の秋の風物詩となっています。

芭蕉祭